続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『土竜の唄 潜入捜査官REIJI』感想

原作漫画は現在39巻まで出ているそうである。ということは・・・完全に続編が視野に入ってますよね!?
ややネタバレあり。未見の方はご注意ください。
それにしても斗真くん。おいしいな〜羨ましいな〜。すっごく魅力的だった!こういう役ができると強いよね。斗真くんくらい男前だったらどれだけ崩すか外すかがポイントになると思うのですが、いいあんばいにぎりぎりセーフ!?アウト?!な役所ぴったりでした。時々竹内力さんに見えたよ^^ちなみに昨今の前貼りはマスクを使っているそうです。あのじゃばらがちょうどいいらしいです。局部を覆っている一枚飛ばないモンですね!当たり前ー。引き締まったきれいな体。その体を覆う衣装が冴えまくり。エイトがクリップで着ていた衣装そのもの。柄×柄がこんなにもカッコいいなんて!あと袴姿の麗しさ。日本男児っていいわ〜を実感。
しかしこの作品意外や意外レイティングがついていないのですね。館内はほぼ満席状態で、小学生男子の姿もちらほらありました。「みるな!みるな!」とか「おえぇ〜」とか言ってるのが聞こえてきたけど、きゃつら家帰ったら「ドーテー」って何?って質問しそうだな・・・
それにしても純奈(仲里依紗)ちゃんはむちむちしてて可愛いなぁ。ゼブラークイーンも素晴らしかったですが、肉体をきちんと表現の道具として捉えているあたり、三池監督もお気に入りなんでしょうね。純奈ちゃんの部屋のインテリアがなかなかレトロで面白かったです。レスラー好きなんですかね。それからみんな大好き山田孝之さんはほかのキャストが濃いぶん極めて普通に見えました。不思議な現象。。。堤さんは最近極道づいてますが、似合いますね〜本当に。カッコいいのちゃんと馬鹿っぽく見えるところはさすがです。面白いものをこよなく愛する堤さん演じる日浦には凄く共感しました。やくざも面白くないとね!とか面白いから生かしておく!とか。とにかく基準が面白いか面白くないか。これ正解だわ!面白くねぇ世の中をひっくり返すんです!「キング オブ 男!」の歌詞とリンクしてて非常に興奮しました。映画で描かれる極道の世界って嫌いじゃないです。一種のファンタジーですよね。なんか妙にぐっとくるものがあるし。またしても男世界への憧れでしょうか?そしてやっぱり面白く生きたモン勝ちだな人生はと思った次第です。根性決めれば怖くない!
脚本は三池監督とは2度目(多分)のタッグとなるクドカンさんですが、クドカン“印”をあまり感じなかったような気がします。原作に割りと忠実なのかな?読んでないですが・・・あまり鼻につかなかったというか(笑)。おなじみの面子も今回は猿時さんだけだったってのもあるのかな?ただキャツアイの時しかり猫の付く苗字には縁がありますね。猫田に猫沢。岡村さんよかったですよ!
 
最後はいよいよお待ちかね・・・太鼓の前奏が聴こえてきて主題歌が流れ出したとき、急に顔がカァーっとアツくなりすっごく高揚してしまいました。というかその前に1曲あるので一瞬混乱、期待値高まりーの「キング オブ 男!」。もうぴったりすぎてなんもいえねぇ・・・たくさんの観客が聴いてる〜嬉しい!!!三池監督がおっしゃっていた通りこの曲を聴いて映画が見事に完結いたしました。しつこいけど次は関西が舞台の続編ありますよね?だとしたらエイト出ますよね。その話もう動いてたりしませんか?期待してもいいかな?

ところでエンドロールは最後まで観ますか?それとも途中退場しますか?私は断然観る派です。最後にお楽しみ演出多いですもんね。それに暗くて足元危ないってのもありますし。あと監督の名前が流れに沿って消えるパターンか固定して見せるパターンかはなんか確認しちゃうんですよねー。