続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

映画もろもろ

エイトさんたちの劇場マナーCMが観たい今日この頃。でもシネコン行きたくないんだよな〜『エイトレンジャー2』はシネコンいくしかないけど・・・。従いましてチラシなども一切手に入っておりません。残ってるかな?
そしていよいよ今度の土曜日公開の『円卓』ですが、我が県上映リストに入ってない・・・上映しないつもりなのか・・・3月の映画祭で先駆けて観ることはできたけれども、またちゃんと観たいのよぉ。なんてぼやきも入りつつ、今日も私が映画を観にいったのは近所の桜坂劇場。こないだAスタジオにゲスト出演した二階堂ふみさんも小学生の頃お母様とよく通っていたとお話されてましたが、拡大系のロードショーは上映しない所謂ミニシアター(といっていいのかな?)で、観たい映画が目白押しなもんで週1くらいは行ってるかもしんまい。はい。その二階堂ふみさん主演の映画『私の男』を観てきました(よNさま)。ふみさんは熊切監督の映画にずっと出たかったみたいですね。熊切監督といえば、『夏の終り』観たなぁ。こちらは満島ひかりさん主演。北海道出身の監督は南国のおなごと相性がよいのかのぉ?さて映画はあさいちにもかかわらず、割とお客さん入ってました。原作も読んでいたのでまぁヤバイことになるだろうなぁとは思っていたのですが・・・。
これからご覧になる方は念のため以下ご注意くださいね。

まず冒頭聴こえてくるのは流氷の音なのか?動物の鳴き声のような奇妙な音にひやっとさせられます。ざっぱーんからの右端タイトル控えめにきゅーん。映像がカッコいいです。これは普通のお話じゃあありませんよーなオープニングです。そして映画は全編を通して厳しいです。自然も仕事も暮らしも人付き合いも。これ舞台が南国なら絶対ありえないストーリーだな。やっぱりオープンになっちゃうもん。薄着だし日差し降り注ぐし。北国に対する憧れにも似た嫉妬。北のメンタルほしい。ないものねだりのあいうぉんちゅー。そんな気持ちも少しだけわいてきました。言うのは簡単ですが。それにしても大自然は恐怖だ。物凄くおっかない。雪だわーいって単純じゃないもんね。人々は常に何かを厚くアツくまとっているのです。我々は抑圧された世界に生きているのだよということを言っているよないないような。ただそれをものともしない2人がいたんだよね。災害をきっかけに北海道の片田舎で暮らすことになった淳悟と花。2人の関係を禁断の愛といってしまえばそれまでなのですが、なんちゅーかなぁ。悪いとも思えないんだよなぁ。あると思うんだもん。絶対無理!ってひともいるとは思うけど。“わたしにやってはいけないことなどない” “わたしがゆるせば”って本当にそうかもしれない。よくある道徳の問題“人は何故人を殺してはいけないのか”の問いをつきつけられたような気がしました。殺してもいい。のかもしれない。そうしなければ生きていけないのならば。なんていうと無責任かなぁ。人から見ればどんなに汚れた世界でも(文字通り北海道をでてから2人が暮らしていたのはごみ屋敷のようなところ)2人にとっては安住の地にもなる。2人の世界だけが存在すればよかったのだ。ラストは原作とも違っていて、あれは一体どうなったわけ?な部分もあったりはします。そこは回収してほしかったけど、てなると時間がいくらあっても足りないですね。2時間以上の映画は最近きついもので。浅野忠信さんの演技は昨今しっくりきてなかったのですが、後半からの劣化やるせない感じ見事だったと思います。可愛そうに見えるんだもん。なんて超上からですみません。それはそうと下っ腹への衝撃は1発どころでは済みませんのよ二階堂ふみちゃん19歳。末恐ろしいです。エイター的には渋谷さんとの共演も気になるところです。
と書いたところで、映画の感想ってやっぱり難しいですね。何が言いたいのかさっぱり分からなくなりました。評論家じゃないからよしとしてくださいね。ちゃんちゃん。