『マダム・フローレンス!夢見るふたり 』
2016/イギリス
監督/スティーヴン・フリアーズ
出演/メリル・ストリープ、ヒュー・グラント、サイモン・ヘルバーグ、レベッカ・ファーガソン
2017年3本目。
実話に結構忠実らしいです。
少し前にフローレンスさんがモデルとされている『偉大なるマルグリット』という作品が公開されていましたが、そちらは未見。
絶世のオンチに自分だけが気づいていないというマダム役をめちゃ歌が上手いメリル・ストリープが演じると話題に。
とはいえ、そんなにオンチには聞こえなかったなぁ。
私がいいなと思う歌、歌い方は、上手い下手ではなく、その人の声が好きかどうかと、雰囲気なのだなと改めて思った次第。
さて、フローレンスさん。
高音で多少不協和音的に響くところもあって、一瞬これ大丈夫?と思わせるも、そのまま歌われ続けると、あぁこれでいいんだと受け入れてしまうのは、彼女が真剣でありその佇まいが可愛らしいからなのか?
まるでこどもみたいに無邪気。
その素直さが羨ましい。
幸いにも夫がよき理解者であった。
浮気はしてるけど。
浮気はしててもその事実を知らなきゃ、2人の時間を大切にしてくれていれば、私はokなので(とかいってみる ホントかよ⁉︎)、おヒュー演じる夫にはむしろ愛を感じてしまいました。
味方がいるって何より心強い。
だって夢見るふたりだもん。
いい夫婦に見えましたもん。
味方といえば、ピアニストの彼の存在も大きかったな。
あと、金持ちのお金の使い方としては正しいのかもですね。
だって夢見るふたりだもん。
最後の最後まで何が起きるかわかんないものですね。人生って。
監督作の『あなたを抱きしめる日まで』はとてもいい作品だったので、
『疑惑のチャンピオン』『クィーン』もそのうちみてみよう。