初日夜の回へ。
ネタバレあり。
大坂なおみさんも大好きマイケル・B・ジョーダン。
前作ももちろん素晴らしかったのですが、今作の肉体も大変美しかったのです。心の弱さも炸裂し、ママと彼女とロッキーに甘え倒して、まだまだ子どもよのぉな青年が、ボクサーとして、男として、父親として一歩を踏み出すまでのストーリー。
アドニス・クリードなんだけど、劇中音楽の影響もあってか『ブラックパンサー』のキルモンガーがわりとフラッシュバックしたりなんかして。
それにしても、ロッキーの哀愁がたまらなかった。コンバースのハイカットは何歳になってもはけるんだなぁ。定番てこういうことか?
自宅前にある何年も点かないままの街灯に自身を見たのか。
己が行動しなければ何も変わらない。ロッキーもまた勇気をふりしぼり歩き出すラストに落涙。。。
守るものを手にしたアドニスとは対照的に描かれるライバルのドラゴ親子の姿は実に切なかったです。
こちら側のストーリーだけでも十分にドラマティックで、もっとみたかったような。
マシンのようだったイワン・ドラゴも人間味をおびて最後は息子のためにタオルを投げ込むのであったー。
クリードやったね!なんだけど、ドラゴ親子の行く末を思うと素直に喜べなかったり。
だけど、試合後にはまた2人でランニングしてたから、きっと大丈夫だと信じて。
ジュニアたちの時代が完全にはじまったんだなぁ。
葛藤しまくった人間は信用に足る。
若者を信じて任せたらいいんだ
急に親戚のおばさんよろしく
エールを贈りたくなりました。