へそ曲がりからの園子温

非道に生きる (ideaink 〈アイデアインク〉)

『非道に生きる』園子温 著
生まれてきたときから、僕はへそ曲がりで天の邪鬼で常に世間にそっぽを向いてきた。
「映画的」なものを常にぶっ壊しながら作品を撮り続けてきた(いく)。
映画監督。園子温。
園子温は本名で、園家は、お坊さんと尼さんが駆け落ちして生まれた家系だそうだ。
全くをもって濃い･･･
人と同じことをするのが嫌で裸で登校したり、おちん○んだけ出して授業うけたり、小学校2年くらいのときに、「すべての授業のすべての科目に使える完璧な答えがこの世に存在する･･･それはSEXだ」と校内新聞の号外を出して話題を提供したりと、通知表には「性的異常がみられます」とかかれる始末。親戚には将来ホームレスになるんじゃないかと心配されるような子どもであったそうである。
実際その後は、宗教団体に入ったり、左翼に入ったり、アメリカでホームレスのような生活を送ったりするわけなんですが、
あまりにもわくわくするというか、波乱万丈愉快痛快。
監督は面白いと思ったことを断念しない！
自分が自分のもっとも良きパートナーであれと。エールを贈ってくれます。
これまた何やらわけのわからぬパワーが腹の底からこみ上げてきました。
監督の作品も大好きなんだが、やっぱり人間的にも好きだわ。
自分の“好き”基準間違ってないとまた確信する。
本は1日あればすぐに読めるのでおすすめです。
なんとなく関ジャニ∞の新曲『へそ曲がり』の歌詞とリンクするなぁと。
今日はこれから購入しに行こうと思います。