続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

作り手の熱い思い

応援ドキュメント「明日はどっちだ」
パティシエを目指す23歳前野くん。体操の内村選手にちょっと似てる。憧れのシェフの下で、今は窯を任され奮闘中だ。ヘタの証拠だという(本人談)やけどの痕が痛々しい。1人暮らしの部屋には愛読書であるシェフ執筆の本があって、大事だと思うところには線がひいてあった。中でも前野くんが大切にしていることばが、「作り手は気持ちが熱くないとおいしいものが作れないよね」という箇所。今はその熱い気持ちを持ってるかといえば、持ちたいという段階のようだ。で、このシェフ、スイーツ好きなら知らぬものはいないという名店のオーナー河田勝彦氏(私は知りませんでした)。どんなオフランスな方かと思いきや、なんかすごいべらんめえな、老舗のうなぎ屋か寿司屋の大将みたいなオヤジだった!そのギャップにすごい衝撃をくらう。そして前野くん、厨房ではもっと声だせだの、勢いが足りないだの怒鳴られまくりでおどおどしている。そんなザ・昭和のオヤジみたいなシェフから生み出されたスイーツは、お兄ちゃんたちも思わず口にした「アートや!芸術や!」の域。あまりスイーツ好きではない私でも華やいだ気持ちになるほどの可愛さと気品を携えていました。有名なお店ですからなかなか食べられないんでしょ。とよこすばの前ふりから「ただ、今日、スタジオに、ご用意、しております!」と村上さんの進行が相変わらず見事で、3人のそれこそ年季の入った芸にわたくし、作り手の熱い思いを感じましたです。真剣勝負のじゃんけんに気持ちで(笑)勝った村上さんは、渋谷さんが食べたかったカヌレを迷わず選び、頬ばっては、「外の香ばしさからは想像できない中のしっとりさ」と魂込めたコメント(笑)を披露。横山さんと渋谷さんのコメントは、彦摩呂さんがすべったみたいな有様でしたが、ドンマイケル(照)。顔見たらそのおいしさはちゃんと伝わりました^^
渋谷さんは自分がロケに行ったお豆腐屋さんの彼と比較したのか、無意識なのかわからないですが、前野くんには熱いものを感じると言っておりました。確かに。師匠に対する憧れが感じられたし、お菓子に対する愛情も見て取れたもんね。やっぱり自然と応援したい気持ちになります。ロケには村上さんが行くのかな多分。
これもまた楽しみ。豆腐屋山下さんもね、私は見てるからね。