続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

男 の 人 って その1

一夜明けて、東京ドームの興奮さめやらぬエイターのみなさま、おはようございます!ご機嫌はいかがですか?
東京公演までには札幌のレポを仕上げたいと思っておりましたが、完成には至っておりません。無念でございます。というわけで、その3はまた近々。にしてもすぐさまレポをアップしてくださるエイターさんはもはや記者並み、きっとお仕事もすっごくできる方々なんだろうなぁとお察しいたします。すばらしいです。

白熱した東京の夜と同じ時刻に私は沖縄の桜坂劇場で、友部正人さんのライブを観ておりました。友部さんのお名前はいろんなところで見聞きするのに、歌はただの1度も聴いたことがありませんでした。従いまして、先入観なしにライブに臨むって本当にはじめてのことだったのです。こういう体験がまだ残されているなんて!やっぱり長生きはするものです(たぶん)。私の鼓膜に着地した友部さんの声。想像と違ったときのこれまた喜び。なんとなくですが、少し高めの声を想像していました。ところが、ざらざらしていたのです。すこし舌足らずでこもったような声。見た目は確かにそれなりに歳を重ねた男性なのですが、若々しい、少年のようなのです。どっちかっていうと小学生・・・といったら失礼かもしれないが・・・。どうして男の人ってそのような現象が起きるのでしょうか?女が男を愛する理由みたいなものを見た気がしました。ひとことでいう可愛いのです(出た!)。詩の世界は生活のひとこまであったり、何気ない風景であったりするのですが、その視点や言葉選びがとても優しくもあり力強くもあり、はっとさせられるのです。そして言葉のリフレインがギャグ的要素を含んでいるというか、間違った解釈かもしれませんが、なんか笑えるんです。てんどんてやつかどうかは知りませんが。さらにリズムがどんどん加速して気持ちよくなってくるのです。かと思えば、おとぎ話のようなファンタジーの世界も見せてくれたり、こういうのたまらなく好きです。一緒に旅してる感じ。私が知ってるところで言えば、ベンジーの紡ぎだす詩の世界にも似たものを感じます。そういえば、MCのとき友部さんが話してた“まわり”という言葉のアクセントが「ま」にあって、あの言い方は、スピードワゴンの小沢さんからよく発せられるのだが、愛知県、東海地方のアクセントだよなーと思った次第。ベンジーも名古屋の人。で、ぐぐってみたら友部さん、高校時代を愛知で過ごしたみたい。そーかそーかと納得。余談も余談でした。もうひとつ余談。譜面台を照らす小さいライトが2個じゃ心もとないと、1個つけたした友部さん。その姿を見て思わず「キングギドラみたい」と。まさに!なんとなくお分かりいただけますでしょうか??? そういうとこもたまらなくキュートです。

一夜明け、不思議なことに、昨夜の音が今はきれいさっぱりと残っていないのであります。景色のように通り過ぎていきました。こんな感覚はじめて。心に残るフレーズはあります。ときどき思い返すでしょう。

でっかいたまごの中でエイトがきらきらパフォーマンスしてる最中(のインターバルw)にふと思いました。
やすくんが歳を重ねたらこんな風になりそうだなぁ。なってほしいなぁって。
最大の余談失礼しました。