続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

男 の 人 って その2

札幌レポその3は書けませんが、別エントリその2は続きます。今日はなんだかいけそうな気がするので調子に乗って。

12月6日(金)に田島貴男さんのひとりソウルツアーを観て参りました。昨年に引き続き2度目の参戦です。田島さんといえば、今やひとりオリジナルラブの方ですが、かつては渋谷系なんていわれてましたっけ。オリラブの前はピチカートにも在籍してました。そうそう楽屋に?ピチカート時代のサインが残っていたとかおっしゃってました。その頃来沖してたのか!? 今思えば、あの頃の田島さんの声細かったな・・・。時を経て現在の田島さん。めちゃくちゃ濃い。お顔もなかなかに男らしいのですが、何しろ声が糸引く粘っこさ。さらにはひとりでステージに立ってるとは思えないほどにうるさい(褒めてます)。ギターをベースにもドラムにもピアノにも変えて表現するひとりソウルショウ。圧倒されます。パワーが半端ない。体と魂と楽器が一体化してみたこともない生物のよう。昨年から確実に更新されてる。MCはまるで漫談のようだし(笑)。ツアー最終日ということもあって、田島さんのテンションちゃんもえらいことになっていたのです。チューニングなんかどうでもいいっていうね・・・。☆★的なもの服用してませんか?ってくらい(冗談です)。まるで何かがのりうつっていたかのよう。ソウルの神様か!? 神様なんていない!己の中にすんでる己か・・・。観客のソウルをも引き出し上乗せ吸収していく一連のステージを目の当たりにして、私笑ってました。とにかく面白い! 事実一緒に行った田島さんをあまり知らない友人が弾けてましたから、間違いないでしょう。にしても友人Hは感受性の豊かな男である。コール&レスポンスはもちのろんのこと、私がとても苦手としている、片手を上げて左右に振るノリ方やらを何のためらいもなくやってのける男。さらには、前座で登場した女性シンガーにまでアンテナを伸ばす男。その感性とても素敵だと思う。これからも大事にしてね。こうやって自分以外の人のリアクションを見るとよりそのアーチストの存在が際立つ気がするから不思議です。ステージを観ている観客の表情を味わいたいのだが、なかなかできないのも事実。ちらっとはみるけど、がんみはできないもんね。それは舞台に立つ人の特権てことなのかな。てことで、田島さんの目にはどんな景色が映ったのでしょうか?
「接吻」「月の裏で会いましょう」「朝日のあたる道」はやっぱり盛り上がりますわな。ヒット曲があるってやっぱり大事だね。「ウイスキーがお好きでしょう」も聴けましたよ。来年発売のアルバムは、ど直球。これぞオリジナルラブなポップな仕上がりになっているそう。とみせかけーの案外違ったりして。いずれにしても楽しみです。そして急きょ決定しました!来年もここでライブやりますと宣言しました田島たん。待ってるからね!“国際通り”って何回も言ってくれたり、ハンズクラップがうまい!と褒めてくれたり、地元の民うれしかったです!ありがとうございます!

アンコールでTシャツ姿になった田島さんの右腕には、ながーい、くろーい、かつての新庄選手がしてたみたいなリストバンドが。腕1つで勝負してきた証がそこに。ツアー最終日本当にお疲れ様でした。おいしいお酒飲めたかな?またぜひお会いしましょう!


リーゼントの人がポマードつけて前髪をセットするジェスチャーってあるじゃないですか?あれをね田島さんが間奏でするわけですよ。汗びちゃびちゃのシャツ着用で。「宴もたけのこではございますが・・・」とかいっちゃって。亮ちゃんのソウルが爆発してこんな感じになったらすごくいいのに!ってふと思いましたよ。またまた余談で失礼しました。