続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

2015年1月に観た映画

映画秘宝ベストテン2014』に選ばれたベスト10で観ていない作品が3作品あって、ちょっとだけ悔しい思いをしたので、ことしは網羅したい!と意気込んでおります。
ちなみに、ベスト10は以下の通り
No.1 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
No.2 GODZILLA ゴジラ ※未見
No.3 ゴーン・ガール
No.4 インターステラー
No.5 ウルフ・オブ・ウォールストリート ※DVD鑑賞
No.6 LEGO ムービー ※DVD鑑賞
No.7 キャプテン・アメリカ・ウィンター・ソルジャー
No.8 ラッシュ/プライドと友情 ※未見
No.9 劇場版 テレクラキャノンボール2013 ※未見
No.10 ホドロフスキーのDUNE 


まめに感想なりメモなり残せるようやってみることにします。


1.メビウス
新年早々R18ギドク作品行って参りました。う〜ん景気がいい!!ホントかよ^^
これは前々から気になってまして。内容もさることながら、セリフが一切ないというなかなかハードルの高い映画。「うつせみ」という作品もほとんど会話がなかったっけ。内容は簡単にいうと・・・夫の浮気に逆上した妻が息子のムスコをちょっきんしちゃうというファミリームービーでございます。セリフなくても全然大丈夫でした。なんてたってだいたい言いたいことはわかる。うん。わかる。
息子がゆづこと羽生くんみたいな聡明な雰囲気のさっぱりしたお顔の持ち主で、そんないたいけな男子になんてことを!あいたたたたた!!!!!なのであります。そこから芽生え始める男同士の絆とでもいうのでしょうか。父と息子の切実なあれこれ。スクラッチはやっぱり無理らっち・・・。とはいえわからんでもない・・・。男性にはわかるかな。
母親と浮気相手の女性が2役こなしているのですが、途中まで気づきませんでした。どこで気づいたかって?えーっとそれはおっぱいです^^ ああいうおねぇさんの存在ってなんだかあこがれますわ。一見悲劇かもしれないけれど、喜劇として受け止めたい。KUFU(工夫)に満ち満ちた映画から私はなんだか元気をもらいました。

2.レッド・ファミリー
韓国映画キテルー。今に始まったことではありませんが。
キム・ギドク脚本。ギドク氏の秘蔵っ子による初監督作品だそう。こちらもタイトル通りファミリームービーである。
北朝鮮工作員が、韓国に潜入、偽装家族を装いながら任務を遂行していくおっかなびっくりのストーリー。実際にありそうな内容なんでかなり興味深く観てしまった。北朝鮮に住んでいても幸せな人はいるよね?ごく一部の人だけ?一般ピーポーの姿がいまひとつ見えてこないのだけれども。家族団らんとかあってほしいな。工作員としてしか生きられない人もいるにはいるのだろう。お隣の韓国人一家の能天気な喧嘩さえもレッドファミリーにとっては羨ましかったんだと思うと本当に切なくなる。なんでもないようなことが幸せだったと思う(余談。実感している人歌っている本人) 家族を大切にしようね。

3.マップ・トゥ・ザ・スターズ
クローネンバーグ監督が大好きという彼女を思い鑑賞。最近そんな風にしてテレビや映画を観ている自分に気づく。そうえいばあいつどうしてるかな?縁のある人には自分の好きなものや人のこと話しておいたほうがいいかもしれない。
何を隠そう(隠してないけど)、これも大きく言ってファミリームービーであった。ハリウッドのセレブ一家の謎が明らかにって話なんですが、なかなかつかみどころがありませんでした。ですが、こんな感じの展開割と好きかも。迷子になってしまう感覚。わからないのも映画。ジュリアンムーアのおならは必聴かもしれません。セレブは透けた服着てるなー素材が大事なんでしょうね。ミワちゃんみたいなファッションしたい。黒革の手袋はやはりセクシーだ。タブーを描くにはファンタジー要素は必要なのかもしれないということで。やっぱりよくわかってない(笑)。


4.福福荘の福ちゃん
森三中大島美幸さんがおっさん役で主役を張る。おっさんには見えなかった。普通に可愛いし。女のいう可愛いは信用できませんかね?だってフォルムが素敵やん。それにしても福ちゃんの衣装が素晴らしかった。現代の人なんだろうけど、すこしタイムスリップ感があってよかった。可愛いと可哀想を同時に表現することのケミストリー。言いたかっただけです。福福荘の住人も怪しくて、胸がぎゅーってなった。3人で遊んでるところとかたまんなかった。現代の流れとは違ったところで生きてる、別に忘れ去られたって訳じゃないけども、出会えてよかったねっていう。何かとコミニケーション力を問われる昨今ではありますが、ことば以外の方法でもいろいろあるよ。ってなんだか許してもらえたような。現場で働くおっさんたちをもっとよく観察してみたくなる映画でありました。部屋が意外とファンシーだったら惚れるかも。

5.100歳の華麗なる冒険
貧乏性の私にしては珍しくなんだか腑に落ちなかった。たいてい何かしらあそこはよかったって納得させるものだが。その死は必要か?って思うところがたくさんあって。いくら100歳だからってそれは犯罪だからな!私って意外と悪を許さないタイプだったのか?いやどちらかというと悪を愛するタイプよ。でもこの映画はなんていうのかな、なんかちょっと違う気がした。笑えるでしょーっていわれてるみたいで嫌だったのだ。死人があまりにも報われなさすぎ、もともと悪いヤツだったんだからっていう描き方が好きじゃない。コーエン兄弟みたいなすがすがしさがない!爆破好きな少年だったってくだりは面白かったんだけどな。

6.ガガーリン 世界を変えた108分
宇宙もの?はどうも眠気をさそうようである。ゼログラビティ、インターステラーしかり・・・。ロマンが足りないのかも。人類初の功績ってまだ残されてるかな?るよね? それにしても当時ガガーリンがまだ20代の青年だったことに驚いた。当時は最先端でも今となってはよくあの装備でというか、観ていて少し恐怖でありました。ロシア人の誇り、希望、未来を背負ったガガーリン。大変だっただろうな。
そして、もれなくノーナリーブスの楽曲「ガガーリン」を思う。西寺郷太さんも映画ご覧になったかしら? ♪ガガーリンとチャイカ



以上1月の6作品でした。