2月に観た映画
忘れそうなのでちゃっちゃと書いておこう。
7．デビルズ・ノット
アメリカで実際におきた“ウエスト・メンフィス3事件”を映画化。3人の児童の惨殺死体が発見された、その後警察は未成年の3人を逮捕した。とういうかでっちあげたように映画では描かれている。警察のお粗末な捜査、メディアのあおり、容疑者に対する偏見。アメリカ最大の冤罪事件ともいわれているらしく、真相は未だ闇の中だそう。映画ではなんとなく犯人を匂わせてはいるが、これは本当にわからない。にしても人事ではないよな。加害者、被害者、陪審員・・・いずれかになる可能性がある。警察怖いよー。デイン・デハーンくんが少しだけ出演。
8．ポイントブランク〜標的にされた男〜
脚本がすんばらしいー。できすぎかな？必然性がありまくりだから。36時間の出来事を無駄なくスピーディにみせる編集力もすんばらしい！絶対死なない元傭兵役のリュ・スンリョン。こんな男とだったら世界の果てまでもついていく。顔のでかさも安心感を与えるのだな。男の絆を描いた作品が多い韓国映画ではありますが、今回は女刑事の上司と部下の関係が萌。はじめてこんなのもいいと思った。悪徳デカのユ・ジュンサンがクライマックス、うっちゃん（内村光良）にみえた迫真の演技はみもの。
9．ミルカ
インドの陸上選手ミルカ・シンの半生を描いた作品。インド映画の新境地！といわれているそうですが、やっぱり踊ります！
ミルカ役の俳優さんが超イケメン。鍛え上げた体脂肪5％の肉体をみてるだけでもうっとり。しかもダンスがヤバイ。特に軍服着て踊るシーン。あれは下半身にくるー。安田章大くんに躍らせたい！！
走れミルカ！炎になれ！この音楽はあがる！ロッキーのテーマを越えたか！？
すべての国の代表であるアスリートの方々を尊敬します。
わずかな時間ではありますが73ヘアの武井壮さん出演。
10．毛皮のヴィーナス
御歳80歳のロマン・ポランスキー監督作品。
「マゾヒズム」の語源となったザッヘル＝マゾッホの自伝的小説に着想を得て書かれた戯曲の映画化。登場人物は男女2人のみ。
訳わかんなくなる瞬間多しーなのに？ゆえに？惹きこまれるー。舞台のオーディションに遅刻してきた中年？女優のワンダと恋人待たせてるからはよ帰りたい演出家のトマ。なんだよこのねぇちゃん。しかたねぇなぁーもぉ〜って感じでオーディションがスタートするのだが、突然これは芝居なのか本気なのかそして今がいったいいつなのか、時空がゆがんでいく感覚。男なのか女なのか支配するのかされるのか？役割がころころかわっていく2人の関係。映画で舞台をみる面白さ。異常に長い毛糸のマフラーが夢に出てきそう。携帯を放り投げられるシーンが好きです。
11．天国は本当にある
あるんです！あるみたいです！キリストの目はブルーグリーン。健康的で精力旺盛なお兄さん。ウクライナで臨死体験をした少女が描いたキリストの絵。この人私もどこかでみたことあるような・・・。ねぇないですか？
アメリカでは、生死をさまよい臨死体験をした少年が鮮やかに天国でのようすを牧師である父親に語る。4歳のこどもがそんなつくりばなしできるはずがない。だってあまりにもリアルだ。半信半疑だった母親もついにはあるできごとを言い当てられ涙を流す。人は目にみえないものはなかなか信じることができないけれど、人のもつ優しさや愛を感じることはできる。天国とはその感覚と同じようなものなのかもしれない。無宗教の私からすると少しうらやましいような。あの男の子も今はごく普通の少年に成長しているそうです。お父さんの仕事掛け持ちが少しは減ってるといいのですが、とはいえあの家族はすごく幸せそうでありました。
12．ジョーカーゲーム
僕らの入江悠監督がついにメジャー作品をとったどー！！！！！
お金かかってるスパイアクションムービー。秘宝記事によると「願望叶えたおし映画」だそうで、劇中、出たー！キター！のシーンが来るたびになんかにやにやしてしまいました。よ、よ、よかったね！監督ぅ。
亀梨くんの身のこなしも優雅かつスピーディで美しかったです。整いすぎた眉毛だけがやはり気になった。とはいえ、スパイ学校、ミッション遂行、色恋、裏切り、仲間の描き方はとても魅力的でした。わくわくどきどきしましたもの。一番印象に残っているのが、「スリーパー」の存在。そうかーそうだったんだー。これは現代でも暗躍しているのだろう。そういえば私、探偵とかスパイとかに対する憧れが結構あるんだよなぁ。
それから紅一点、ふかきょんが結構体張ってます。いろんな彼女が堪能できます。なんといっても拷問シーンは必見です。しかも割りと長い（笑）。叶えたおしたなー。ふかきょんはこの先、スカヨハみたいになっていくのか？
あの仲間で別のミッションが観てみたいと思わせる。ってことはこれシリーズ化しちゃう？かもな。
