続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

スキャナー 記憶のカケラをよむ男 を観た

ネタバレあり。

念願叶い姉と一緒にようやく鑑賞。
ヤスくんのことが大好きな姉は5回目?とか言ってたっけ?なかなかのベテランであります。
前日は実家に泊まり、姉が録画していた本作のガイド番組を見たりしましたが、それ以外はほぼネタバレなしで臨みました。


いやー全く予想外の展開でありました。これだけで充分満足ではあります。

一瞬やすくん、これって大丈夫⁉︎って思いましたよ。えぇ。
池松壮亮くんだったらまぁわかります。
しかしやすくん。
嗚呼やすくん。
演りきりましたね。
観終わって、姉とあーだこーだ感想を述べあっているうちに、ははーんそーかそーかと、いろいろ整理されていき、最終的には、キュンキュンが止まらない!という結果に。

やすくんの一つ一つの動きが、意味を持ち出してくるんですね。できればあと1回は観たいけれど。今日のところは、ベテランの姉にフォローしてもらって、なるほどと納得させる方式。

私の好きなシーンは、やすくんが仙石さんと喫茶店で話すシーン。
タブレットさばきに色気を感じてしまいました。バカね。
ハンカチ持ってるとこもステキ。
拳銃をそんなとこにしこんでいたのね。
白装束の真ん中に目が釘づけ。
嗚呼私ってバカね。

やすくんはある意味主役でした。

元気が出るツアーでの告知が、なんだかスッキリしなかった⁈理由もなんとなくわかった気がします。あれもやすくんの誠意だったのかなとか。

ストーリーは少しご都合主義なところもあるにはあります。
伏線を無理矢理入れたり。
そのセリフは1回でいいのにとか。才能は‥ってやつ。

まぁでも萬斎さんの顔が好きなんでそれでいっかー。
自転車のサドルから思念を読み取ろうとしてるとこはかなり好きです。
マスクの装着具合とかもたまらんです。
話はいろいろ広げられそうですね。しかし2時間にまとめるって大変だ。ドラマだったらもっといいのかも。古沢さんの書く小気味良いテンポは今回あまり感じられなかった気がします。

とはいえ、やすくんの演技はマジで必見ですね。倒錯していく過程をもっと観たかったけれど。
出演していないところで、あんなことしてたのかって想像させるとこがすごいなって思います。
トラックとか爆弾とか‥‥それもあなたが⁉︎って思わせる余白というか。

最後に、シャツのバリエーションが豊富な宮迫さんの役名が、まるやまりゅうじ ってややこしいなぁ(笑)。