続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『沖縄を変えた男』

『沖縄を変えた男』
2016/日本
監督・脚本/岸本司
原作/松永多佳倫
出演/ゴリ、田中永一、川満彩杏


2017年5本目。
1990年、91年、夏の甲子園で2年連続準優勝を果たした、沖縄水産高校野球部を率いた栽弘義監督の物語。

私にとって栽監督といえば、失礼ながらタヌキおやじというイメージだったんだが、ゴリさんが演じていたのはもう少し若いころの監督かな?
厳しいひとだろうとは容易に想像できたが、やはり野球に対する姿勢は相当なもので、選手に対しては、ほぼ虐待といってもいいほどの仕打ちの数々で、見ていて辛かった。
やっぱり、このひとが変えたんだろうな。意識を。
誇りとか自信とかを沖縄県民は手にした気がする。

映画はたんたんと進むのであるが、ところどころクスッとする場面もあって、監督が女の人と一緒にいる姿は、あぁ普通だ。よかった。と思って安心した次第です。

どうやら沖縄でしか上映されていないもよう。
スポンサーは、地元企業ばっかりだったし、役者もほぼ地元調達っぽかったし。
よくやった!と上から目線ですが、本土の映画館でも上映されるとよいですね。
高校野球大好き芸人の方々は、喜んで観てくれそうな気がする。

あーあと、沖縄吉本の初恋クロマニヨンの2人がちゃんと高校生に見えたのは、なかなかの収穫でした。これからも期待しています。