続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

邦画も観てはいます

ぼんやりする間も無く11月に突入。

まだ半袖です。

穏やかに過ごしたいものです。


tbsのラジオクラウドで愛聴している「アフター6ジャンクション」にて。

“細かすぎて伝わらない映画の苦手な場面”特集を聞いて、私の場合何だろう?と思いを馳せるも浮かばず、

そしたらちょうどいいタイミングで鑑賞できる映画があったんです。

って、映画に失礼ですね。

はなから粗探しみたいな。

標的になってしまったのは

人間失格 太宰治と3人の女たち』

蜷川実花監督作品を劇場で観るのは初めて。いや、作品もちゃんとは観たことないかも。

鮮やかな色づかいで花や金魚がなにかとでてくるような…。

実際本作もそうでした。


これはコメディだなと思いましたよ。

『JORKER』でも引用されてましたが

まさに“悲劇も俯瞰で見ると喜劇”的。

んなばかな!

でもやってみたいし

破滅してみたい願望もわかる

雰囲気というか、気分というか

流されるのも悪くないというか


珍しく覚えていたのでステキなフレーズをメモ。

愛人太田静子(沢尻エリカ)の「恋をすると居場所がないのね」。

キスをこばむ最後の女二階堂ふみに太宰が「大丈夫、君は僕が好きだ」といって接吻。

ローランド様くらいか?現代で発言していいのは。

女達はいつの時代も強いな

あなたの子供が欲しい!って気持ちがわたしにはいまいちわからんのだけど。血は流れていますよ。念のため。時々自分がアンドロイドでは?あるいはそうであればと思うことがあるもので。


ここからが本題です。

なんと苦手な場面に遭遇してしまったのですー

それは何かというと。

あ、ちなみに宇多丸さんは、モヤモヤを抱えた登場人物が洗顔して鏡を見るシーン 的なことをおっしゃってました。

それもなんかわかります。


私はですね(思わせぶりたっぷり)


雪(白いハンカチなど)に吐血するシーン

絵具や墨や血液など色のついた液体を顔に塗りたくったり、液体がついた手で他人に触れたり、服を触ったりするシーンが苦手ということが判明いたしました。(ベッドシーンは除く)

自分がされたら嫌だからってことだとしたら単純ですね。落とすの大変だからーって思っちゃうんだなぁ。

あとこどもが、じっとこちらをみるってのも苦手です。


はい。豊作でした!


しばらくは苦手シーンを発見する為の映画鑑賞になってしまいそうですが、それはそれで面白いかもしれません。


またまた因みに

小栗旬さんは左利きのダンディですが、太宰治は右利き。

エンディング林檎ちゃんだったらヤダなと思ったらスカパラ×チバユウスケで愕然としました。

ムズカシイあぁムズカシイ

エンドロール中に席を立たない理由は音楽クレジットを確認したいからだよねと勝手に想像しておりますが、本作も途中退場の方は少なめでした。

チバユウスケ覚えて下さったかしら?

というわけで

発見色々。観た甲斐がありました。

邦画の感想も書いていきましょうね。