続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『アイリッシュマン』を観た

Netflix配信ですが、『ROMA』に引き続き近所の映画館が上映してくださったのでありがたく鑑賞。

なんて恵まれた環境だろうか。

これはスクリーンで観るべきだよね。


とにかく画力が半端ないというか

まず映像が美しい

そして役者陣の表情、佇まい

すべてが絵になるとはこのこと

一挙手一投足見逃したくない

そんな映画でした。

「映画」と言っていいのかな??


本作は、マフィアのもとでペンキ屋(=殺し屋)として生きてきた男(デニーロ)の半生を実に丁寧にじっくりとみせていく、ま、実際かなり長尺な作品です。

家のテレビで観ようもんならうっかり寝てしまうでしょう。わたしのことだから。

でもそこを我慢して観るのです。

観た後の満足感。

これはなかなか味わえませんです。


監督も役者も70オーバー

まだまだ長生きしてください!

と願わずにはいられませんでした。

デニーロは常にカッコいいのだけれど、本作ではアルパチーノにノックアウトされました。

あつい男気があつすぎる。

アルパチーノは声だなぁ。

なにかってーと声、声言ってます。


この豪華な面子を今スクリーンで観られたことが最高のギフトといえましょう。

ゴッドファーザーのテーマのアレンジ的な劇中曲もありな音楽も非常にカッコ良かったです。

機会があれば是非劇場でご覧ください。