続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『ジョジョ・ラビット』を観た

アウシュビッツ強制収容所が27日、ソ連軍による開放から75年を迎えたそうだ。

恥ずかしながらこの日のことを知らなかった。

オランダの首相は、当時ナチス・ドイツに占領されたオランダ政府がナチスに従い、ユダヤ人を、迫害から守らなかったことを「政府の名において謝罪する」と述べた。


私の中にもあるだろう差別意識

何が原因でうまれてくるのかな。

自分で確かめることをちゃんとしているかな?


主人公のジョジョ

ヒトラー狂の10歳のドイツ人少年。

立派な兵士を目指すべく空想上の友達アドルフの助けを借りる日々。

ジョジョの奮闘ぶりがコミカルに描かれているのでなんとなく微笑ましく観てしまうのですが、突如訪れる展開には本当に思わず「あっ」と声を出してしまいました。


戦争映画は数あれど、タイカ・ワイティティ監督の眼差しはなんて優しいのだろう。

ひとりひとりはわたしとなんら変わりはしない。

大人としてこどもたちにできることって何なんだろう。

本当にカッコいい大人ってどういう人のこというのかな?

来年になったら1月27日のことを忘れるような大人にはならないようにしよう。

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『リチャード・ジュエル』然り

サム・ロックウェルは間違いなくカッコよかった。