TBS日比麻音子アナのイチオシ ティモシー・シャラメ十代最後の姿を見逃すなーなんてふれこみで、観てまいりました。
ティモシー君といえば、『君の名前で僕を呼んで』の記憶も新しいあの麗しの少年です。
原題は『Miss Stevns』
彼が心を寄せる英語教師の名前です。
ビリー(ティモシー君)も参加する演劇大会の引率を泊まりがけで引き受けることになったスティーヴンス先生と3人の生徒をめぐるお話。
ついつい我が身のことを振り返ってしまいました。
女子校に通っていたわたしは、世界史のティーチャーに恋心を抱いていました。授業は真面目に聞いてないふりを装い、テストでは死に物狂いで頑張っていい点を取る的な精一杯の気を引く作戦を展開していたのでした。ティーンエイジャーややこしや。もちろん何にもおきませんでしたけどね。
にしてもビリーは凄かった!
わかりやすかった!
遠征先では、ディナーの席で先生のことを呼び捨てで呼んだり
ホテルの部屋の前で待ち伏せして中に入り込んだり
ベッドの上で飛び跳ねたり
(これは楽しそうだった!
思わず先生も一緒に跳ねちゃうもんね)
自分の着ているパーカーを先生の肩にかけたり
(先生が寂しそうにするから…この辺りで一線超えないのが いい)
言葉でもちゃんと伝えたり
一方先生は、別の学校の付き添いで来ていた妻子持ちと一夜を共にするってんだから
まったく大人はなんて汚いんだ!!
いや、スティーヴンス先生も母親を亡くしたばかりで、喪失感を抱えまくりだったのです。
先生だってそんな夜を過ごすこともあるし
タバコだって吸う
車では好きな音楽を聴く
スティーヴンス先生のカーステから流れる曲をビリーが先生と一緒に歌っちゃうシーン あれはなんていうか夢だなぁ。
スピッツの“ヒバリのこころ”を一緒に歌ってくれる高校生がいたら好きになるかもしれないなぁ
おっと危ない危ない。
わたしが男だとしたらあいみょんとはそういう存在なのかもしれない。
ん?
はい。
意味不明な感想になりましたー
演劇に励んでる学生さんたちってなんかいいな
浮かれてないなぁって感じましたよ。ま 浮かれてはいたのですが、めっちゃ自分と向き合ってるっていうか。
目頭があついっす。