続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『花束みたいな恋をした』を観た

普段は朝からテレビを見る事など全くないのですが、うっかりオンしちゃった祝日の朝。

みなさまいかがお過ごしでしょうか?

昨夜から明日は大雨になるって

やけにうるさいな天気予報め

と思っていたのですが、降ってはいるけどそうでもないという塩梅

とてもいい塩梅のしっとり落ち着いた天気の午後なのであります。


そう、うっかり見てしまったワイドショーで「はな恋」ヒット徹底解剖なる内容が放映されておりました。

どうやら大変話題の映画であると。しかも幅広い年齢層に支持されていると。

アトロクの課題映画に選ばれたのでわたくしも先週観て参りましたがね、世間でこんなにも話題になっているとは知りませんでした。


映画に共感し聖地巡りをしている人の中に70代男性の方もいて驚きました。

若い頃を思い出すんだそうです。


映画で映し出されるのは20代男女の5年間。

うそ

マジ

こんなことってある

ないない

あるある

わかるわかる

わかんない

どうしてわかんないの

ふたりならできる

ふたりだからできない


過ぎ去ってみてわかること

どんな未来も間違いじゃなかった


今の若者の姿を描いているけれど

若者だけの物語ではない

普遍的なおはなし

なのだと思います

20代の恋愛ってアラフィフのわたしにとっても最近のことのように覚えているのも確かで。

年配の方にとってもそういうものなのかもしれないなぁなんて

知ったようなことを‥。


ふたりだけの世界から対社会になるあたりが実に残酷というかザ・リアルというか。

そこをきちんと描いてるのが本作のいいところだと思いました。

生活に根ざした細部にこだわった部屋の様子をちゃんとみせる映画がわたしは好きだということも再認識できました。



さて、

花束みたいな恋とはなんぞや?

タイトルがひっかかっているのです。

何の情報もなしにこのタイトルの映画は、観にいかないわー


花束もらったら嬉しい

花束もらったら時に処遇に困る

ずっとは鮮度を保てない

ドライフラワーにするか

新聞紙にくるんで処分するか

そもそも花瓶がない


と書き出していったら

なんとなく整理できました


まあでも観たあとは

あーだこーだ

言いたくなる映画です

そんな映画は映画になってほんとによかったのだと思われます。

麦くんがzazenのTシャツ着てた!とか。

そのほかもろもろ。

やりすぎの感なきにしもあらず。

それはつまり同族嫌悪にも似て。

ザ・広告代理店と絹ちゃんが例えるご両親や

ザ・オダギリジョーオダギリジョーにはぷはっときてスカッとしました。

麦くん(菅田将暉)がスーパードライを飲んでて、スポンサーちゃんとしてんなー流石だなぁと思ったり。いやホントは発泡酒とかがリアリティあるけどね。と余計なことを思ったり。


ノンスタ井上さんのプレゼンは志らく師匠、淳さんにはイマイチ響いておりませんでしたが。

お二方の感想も聞いてみたいものです。

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駅から徒歩30分の物件てどよ?!

そんなのかんけーねー


ここまで書いて

だいぶ天気が荒れてきました

今日はこのまま家でだらだらすごすことにします。