続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

ドラマ『珈琲いかがでしょう』

f:id:anminbou44:20210526152756j:plain最終回。
青山さんが壁をこえてくるのは大歓迎なのに、とわ子さんだとイラっとくるのはなんでだろう?
青山さんは最後の最後だったから余計ありがたみが湧いてきたってのはそれ当然といえば当然。
というか、わたしが倫也さんのこと好きだからー
デップーも好きだから許せるのである。

黒髪青山さんが時折見せる金髪だったころの名残みたいなものが目に宿る瞬間、私の全身の血流が勢いを増すのでありました。
ゾクゾクってこういうことをいうのね。
「たんたんとおしゃれなぼうりょく?ねぇよそんなもの」

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三代目ぼっちゃん様への言動に惚れ惚れ。つか、みんな青山さん大好きじゃんっていう。
「誰からも愛される才能がない」と思っていた三代目。もっと早く事実を教えてあげたらよかったのに、青山さんが組のお金を盗んだのも誤解だったしさ。
夕張さん律儀すぎるよ
まぁそこがヤクザの世界なのかもしれないけど。
ぺいのアニキ愛に溢れたセリフも可愛すぎたなぁ
「雨の日には頭が痛くなる」
「歯磨き粉は甘いものじゃないとダメ」なんてことをすらすら言えちゃうんだもん。
ぺいは本当に愛嬌あるからこれからもアニキのそばできゃっきゃしてるんだろうなぁ。
結局わたしは人が人に惚れる焦がれる姿を見るのがすきなんだなぁ。
偏って屈折して難解なのが特に。
人種性別をこえて、人が人を好きになる過程が見たいんだなぁ。

青山さんの人生を変えた、たこじいさんの珈琲が実はその奥さんからの贈り物であったように、その一杯が人を介して受け継がれ、誰かに届き、作用し、何かが動き出していく。
「ちょっとした加減で変わってくるものだよ 珈琲も人も」たこじいさんが青山さんにかけたその一言は、たこじいさん自身が歩んできた人生そのものを表していたんだなぁと最終回をみて。

亡き夫の骨入り珈琲、或いは毒入りかもしれない珈琲をためらわずに飲んでしまう女たち
指を詰めたり、自らの肉体を傷つけたりすることで愛を表現する男たち
この対比も興味深いなと思いました。

よく知らない人から飲み物を勧められたら特に奥の方から出してくるやつには手をださないよう心がけていますが(映画の見過ぎ)、目の前でひいてドリップしてくれる、青山さんのコーヒーは安全かつ美味いに違いないのである。
なんで、あのーそのー
「珈琲ください」
あーどこかで会いたい!!!
続編待ってます。

主題歌は小沢健二
♪おーおーおーおー
しか覚えていない…。
あ でも最終回は「骨」って聞こえた

HAKASE SUNの劇中曲
パッパラパー パラララ と
Nulbarichのエンディングはすごく印象に残ってて、口ずさめるのよねん。

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