続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『OLD』を観た

平日休みもいいものです
映画が観られるからね
映画館の土日休業はどうやら今月いっぱい続きそうな気配
緊急事態宣言が9月30日まで延長されるに伴って。

映画館は一席空きだし大声も出さないし至って安全だと思うのですがー
大型商業施設に対して休業要請が出されると、施設内にある映画館も休まざるを得ないということなのでしょうねー
施設内で映画館だけがオープンしてたら、混雑するのかねぇ?よくわかんないし、検証もしてないと思うんだけど。。。

健康状態良好な私は映画館通いをやめない
というわけで、地道に観ております。
感想は全く追いついておりませんが。

M.ナイト・シャマラン監督作といえば
とりあえずいきまさーね。
でもさーなんでそこの席選ぶかね?
ほかたくさん空いてたでしょー
と一番乗りでチケットを購入した私は不思議な気持ちで観る羽目になったのであります。
だってど真ん中とかじゃないよ
端の端選んだってのにさ
シアター一期一会か!?
って前置き長すぎ


本編前にシャマラン監督からのメッセージ映像が流れ、おやおやこんなご丁寧に。と
「ウェルカムバック」と言われ
いえいえどうもと思ったり。
『OLD』は予告通りの内容で、とりあえず思った通りにことが進んでゆきます。所謂みんな大好きどんでん返し的なことはないと私はおもいましたが、、、。
監督はいつも以上にバリバリ活躍してました。
私の年代であのビーチで過ごすとなると確実に1日で死ねます。
案外悪くないと思ったり。
でもそれを承知しないままだんだんと目や耳が不自由になるさまはいかがなものか?
壮大なタイムアトラクション
うん、やっぱり悪くない
さいごはちゃんと自然に帰るのも
なんてありがたい!と思ったり

突き放しているようでいて
案外温かい眼差し
あなたは残りの時間をどう生きる?

不特定多数の人が閉鎖的な場所に集まって一定の時間を過ごす
この映画のシチュエーションはいままさに観客がしていること。
“時間芸術としての映画のメタファーでもあるような映画論としての映画”
アトロクにおける本作評でウタさんが仰ってた
監督のオープニング映像の意味が
なるほどそういうことなのか
と。

映画館で映画を観ることができる今日に
静かな感動を覚えました。
一席空きでおじさん座っててもいーじゃん

さて、
ウェルカムドリンクは覚悟して飲まなきゃね

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