一部界隈で一悶着あった映画『セッション』をよーやっと観た。ってだいぶ前の話です。
レンタルも始まってるもよう。
そうそう、やすくんも観たんだよね〜
もちろん大倉さんも観たはずね〜高橋くんとＯ(≧∇≦)Ｏ
ってあくまで憶測ですが。
で、観終わっての感想は、なんか気持ち悪(笑)！ってくらい面白かったんですけど。
意地（と言ったら失礼か?!）の張り合いもここまでくるとコメディあるいはコントか。
音楽映画か否かって論争もわかると言えばわかるが、
やはりジャンルわけすることはきっとナンセンス…映画として普通に楽しめたのだから良しです。
見所はなんといっても最大の流血事件でしょうか!?
そもそもお前が悪い！っていう。
なんか間が悪い主人公。
なんとなく憎めないアイツではあるが…彼女に対する態度にはお前何様だよ！
とつっこまずにはいられず、だいたいすぐ調子にのるからそーなるんだよーってあたしもだいぶ上から目線に。
そして、ラストのバトルは、あれ観客おいてきぼりのよーな。
客席ぼやーっとしか映らないし、ショーとして成立していたかな？
ウッドベース奏者の男性の表情がまさに観ているこちらの気持ちをよく表しているようでした。
おいおいいい加減にしろよ的な(笑)。
映画のクライマックスは、ふたりが一瞬心を通わせたように見えたけれども、
あのふたりきっとその後もうまくいかない気がする(笑)。
みんなで楽しく演奏するのは理想かもしれないけど、美しくない関係もきっとあるのかな…。
バンドはデリケートだからね。
それにしてもフレッチャー先生のしごきは、あれちょっと受けてみたいというか…
やっぱりその先にあるもの手に入れてみたい気がする〜。
屈辱と同時に優越感も味わえる気がするが、そこはちょっと変態の域かな〜。
でも選ばれたのなら何とかして応えたい！って思うわ。
ところで、劇中で行われていたドラムの練習方法はひたすら力任せに叩いているように見えた（少なくとも私にはそう見えた）んだが、それこそしかめっ面して血のにじむような努力を重ねてるわけです。
いかにもつらそう痛そう苦しそう。
もちろん練習は大事だが、ドラマーのそれは普通なのか疑問でした。
そんな折、チャボさんのトーク番組に村上ポン太秀一氏がゲスト出演され大変興味深いお話をされておりました。
日本人ドラマーの重鎮でもあり輝かしいキャリアを誇る氏曰わく、最近ドラムの演奏が楽になってきたというのです。
えっ最近!?
というのもドラムを叩く行為は力を使うのではなく、叩いた反動を利用するものだというのです。
目からウロコでした！さらに、鼓を演奏する際に使う呼吸法を新たにマスターしたらしく、
それがドラムを演奏するのに大変役に立っていると言うのです。
それそれ!! アンドリューくん（映画の主人公）に教えてあげたかったな〜
てかその前に大倉くんだー。
最後にめちゃめちゃ怖いフレッチャー先生の萌シーンをふたつ。
アンドリューくんへの壁ドンと、バーでピアノを弾いてるとこ。
DVDで観てみてください＾＾
あ、これから上映する地域の方はぜひスクリーンでどーぞ。
