続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

久々の「えっ!」

DMATも佳境ですね。どんどん目が離せなくなってきました。院長にDMATの統括責任者を命じられる響先生の「えっ!」に懐かしさを覚えた第9話。というのもドラマ「お天気お姉さん」で大倉さん扮する青木くんが度々「えっ」だの「あっ」だの漏らしていて、そのリズムがとても心地よかったからでして、今回それを思い出してなんだか和みました。緊迫した場面は相変わらず多いのですが、寝ぼけ眼やお肉もぐもぐ姿(焼肉屋さんよく行ってますよね)やその笑顔が狂気に見えるよ!な場面とかあったりして、なんだか大倉さんいい!すごくいい!
件のシーンでは、自分には荷が重過ぎますといったんは責任者になることを断りますが、「才能がある人間はそれを生かす責任がある」と言った伊勢崎先生の言葉にだんだんと心動かされ、ついにその任務を引き受けることになった響先生。バシッと腹を括りましたね。ここなんですよねーワイルドサイドを選ぶか否かの分かれ道。思えば自分は色々回避してきた気がします。どちらを選んでも間違いではないと思うけれど、どっちが面白いかといえば・・・そうそう、今回妹に意識があるんじゃないかと、ある実験を試みるのですが、それに対して伊勢崎親子はどちらも“面白い”と表現しました。最初は“面白い”実験に不愉快な反応をしていた響先生も2度目は“面白かった”と言っていたのが興味深くて。なんか今“面白い”に敏感なわたくしです。響先生はこれからどんどん強く逞しくなっていくんだろうな。人は誰でも最初から自信があるわけではなく、挑戦し失敗してを繰り返し、経験を自信に変えながら少しづつ進んでいくものなのだと改めて考えさせられました。目に見えることがすべてだと思いがちな人間ですが、見えないものを想像する力が医療現場においても非常に重要なんだなぁと思いました。響先生のDMATでの才能はまさにそれで。一般人にできることは、自動車教習所で教わった「かもしれない運転」か?それにしても成長物語というのはどうしてこんなに人をひきつけるのでしょうか?そうなりたい自分への投影でしょうか?憧ればかりの人生です。比べる必要なんてないのにねー。なんてことをぼんやり考えました。そしてりんちゃんのスローモーションがなんだか意味深な終わり方。どうなっちゃうのかな?