デニーロあるいはクリスチャン・ベールばりですな。
韓国の田舎の貧困の死体処理の
ってワードから暗いムードが漂いますが
「万引き家族」的なというか
おかしみがより切なさを増す
世界の片隅に想いを馳せる
胸がぎゅーっとなる作品でした
韓国映画におけるフード演出
不味そうに見えたためしがない
あのインスタントラーメンも絶対美味いよね
blood演出も
嘘に見えたためしがない
どうやって作っているのかな
お花にしちゃうなんて
こんなのはじめて
2、3日預かるだけのはずが…。
ねじれた誘拐劇へと発展していく
お父さんは弟がいればいいみたい
娘の身代金を払おうとしない両親
男子が大事にされているのですね
日本でもそんな傾向あるはある
それを察しこの社会のシステムをわずか11歳で理解している心優しきチョヒの意地らしさがホントなけてくる。
チョヒのテイン(ユ・アイン)とテインの幼い妹への接し方が人として100点
裕福な家庭で育った彼女にとって2人の暮らしはあまりにもかけ離れていたはずなのに、テインには敬意を払い、彼の妹へはお姉さんぶりを発揮し、衣服のたたみ方や食事のマナーを教えてあげる それもごく自然に。
なんてよくできた子なのー
ほんのひとときの家族ごっこ
でもあの一瞬は本当にしあわせだったよね
スーツの扱いも見事だったなぁ
決してまるくおさめないドライなラストも好みでした。
ホン・ウィジョン監督
1982年生まれ
本作が長編デビューとは
覚えておこう