8月11日ついに全世界に向けて配信されました〜
わたくしは地元の桜坂劇場にて鑑賞。
開場前から行列ができており、おぉ同士よと大変嬉しくなりました。
しかも列のすぐ側のテラス席では、ダースさんと鹿島さんがマスコミ取材を受けており、更にテンションが上がってしまいました。
にしても声がよく通る!
どこで流れるのかな?
見逃さないようにしなくては。
→Youtubeで確認!https://m.youtube.com/watch?v=6t91o1TP31A
そうこうしているうちに列が動き出しいよいよ上映開始の時間となる。
ちむどんどんしてきたー
わくわくたまき (いいたいだけです)
オープニングにおっ!このシーンからくるの?!と驚かせ
いやいやそうはいかんざき(いいたいだけです)な展開が憎い!小憎い!
昨年9月に行われた沖縄県知事選の様子を描いた前編パートは、“目のつけどころがプチ鹿島”が炸裂です。
選挙が始まると必ず新聞に候補者のプロフィールが掲載されるのですが、ひととなりを知るためには重要な情報源のひとつとなるので、わたしはけっこうちゃんと目を通します。
尊敬する人は?
好きな著名人は?
好きな食べ物は?
愛読書は?
などの質問にどう回答しているのか。
回答したからには根拠があるはずで。。。
「これ、本当かな〜?」って鹿島さんが思っちゃったんだから仕方ない。
適当に答えちゃった?
まさか逆質問がくるとは思わなかった?
3者3様のリアクションがあらわに。。。
本当に神は細部に宿ってました。
おや?と思うこと、そこから見えてくるものがいくつもあるとわかるのです。
例えば、豆記者が首相に質問した等のニュースの伝え方。ほのぼので終わらせてはいけないのではないか。なんてことも思ってみたり。
ダースさんと鹿島さんの選挙漫遊が映画にとどまらず、地上波で展開されたらいいのに。
というかやってほしい。
後半パートは、県知事選でも争点になった辺野古について。お2人が改めて知らないことを知るに挑みます。
実は県民であるわたし自身もよくわかっていなかったことに気付かされるのです。
前泊教授の講義は本当に勉強になりました。大学の窓から定点観測。
普天間基地返還する気ないな。。。
米軍は大浦湾が軟弱地盤であることを知っていた可能性があるなどなど。
また、辺野古で座り込みをしていることは知っていても、どのような方々が、具体的にどういうことをしているのか、どのような思いがあるのかについてはちゃんと知ろうとしていなかったことがとても恥ずかしく。。。
「沖縄では民主主義も憲法も機能していません」高里さんの言葉の意味がようやく理解できたのです。
県民投票や選挙の結果が蔑ろにされている。
ハロー民主主義♪
ダースさんの生き様と日本と沖縄とそしてフェンスの向こう側のアメリカがクロスオーバーして紡ぎ出された言葉は軽やかに、でもずしりと重く心につきささりました。
“震える”ってこういうこというんだー
自分で決めていい
わたしたちが決める
わたしたちが主役
警備隊のあの人も
主権者のひとりなのだ
政府の対応、変わらない沖縄の現状を訴える男性にうなだれるお2人の姿。
2人が悪いわけじゃないのに、なんか心苦しくなった。
沖縄の問題は日本の問題。
でもやっぱり遠く離れた島の出来事で終わってしまいがちなんだろうなとも思う。
福島の原発問題も同じことだと思った。
地元の方の声を直接きいたなら、わたしもきっとうなだれるだろう。
どうしたらいいんだろう?
わたしにできることは何だろう?
巡り巡って
やはり選挙に行って投票することなんじゃないだろうか。まずはそれが第一歩。
投票する人がきっと少なすぎるんだよね。
政権もずっと同じでいいわけがないし、変わらないといけないと思う。
政治は生活とつながっているんだよってことを
ダースさんと鹿島さんは独自のセンスと芸でもって鮮やかにしめしてくれる。しかも面白く。面白いってのが需要!笑えることの大事さ。
どんどん関わってさまざまな意見や人間を知ること。
ぜひ味わってみてほしいので配信のリンクをば。
https://loft-prj.zaiko.io/item/358106
因みにタイトルに著作権はないそうです(へぇー)。
またNHKからの取材も受け、お墨付きは頂いた(笑)とのことなので、余計な心配は不要でございますよ。
上映後のトークショー。
左から鹿島さん、芸人のまーちゃん、沖縄タイムスの阿部記者、ダースさん。
会場には大島、前田プロデューサー、るい君の姿も。大島さん曰く、朝生は2人に任せたらいい!に激しく同意。
前田さんと物販で少し会話できたのが嬉しかったです。畠山師匠の映画楽しみにしています!