続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

隠れてなくない?

少し前のかんじゃむにて、シングルになっていない隠れた名曲(こんな感じのタイトルでしたっけ?)をみて。


なんとなく面倒くさい胡散臭い文章になりそうな予感がするので、

あ コイツだめだ

と思ったら先に進まないでくださいね!



選曲したのが、いきものがかりの水野さん、堂島孝平さん、Kan Sanoさん。

ピックアップされたミュージシャンがビッグネームすぎて、その時点でもはやそれは隠れてない気がする。

民生先生やミスチル小沢健二のは私でも知っていた。

なんぼなんでもそれは知ってるって

当時の音楽シーン追っかけてた人なら。恐らく。

ミスチルなんてほらエイトちゃん大好きだもんね。

つかどんだけファンがいるとお思いかしら?

その頃はたいていの人がCDを買っていたのだよ。

ま でもそれはファンのはなし。

そりゃそうだ。

あんまりマニアックすぎても

ねー

なんてな感じなのかしら?


幻の名盤解放同盟湯浅学氏が紹介したらそれはもう紛うことなき隠れた名曲になると思うのですが。

かんじゃむですることじゃないか?!

いやそれ級の音源を期待してたもんだから。


我が家のCDにも絶対あるはず

これぞ隠れた名曲が!

名曲って自分がそう思えばそれがそうなのだから


お三方は悪くないですよ

念のため。



快挙!

ポン・ジュノ監督

時は来ました。


『パラサイト 半地下の家族』

アカデミー賞

作品賞、監督賞、脚本賞、国際映画賞の4冠達成おめでとうございます!

ここまでの快進撃は予想できなかったです。

韓国映画恐るべしー

世界がマーケットって凄いことだし

日本映画ももっと躍進してほしい

面白いのたくさんあるのにノミネートされないのは悔しい

でも日本人監督が壇上でスピーチする日もそう遠くないのかも。希望。


それにしてもポン・ジュノ監督

デカい!

実にいい顔のおじさん!

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ブラピの助演男優賞も大変嬉しい。

凱旋上映ないかなぁ

またあの時代をスクリーンで観たい。


映画って本当にいいものですね。

アカデミー賞予想

誰にも頼まれておりませんが、なんとなく、ことしは例年になく盛り上がってるっぽいし、既に観た作品が多くノミネートされてるし、開催もいつもより早いよね?

てなわけで、主要部門の予想でも。


作品賞

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』

これは獲ってほしいでしょー


監督賞

ポン・ジュノ

『パラサイト 半地下の家族』

時代は変わった!的なメモリアルな年になったらいいなぁ


主演男優賞

ホアキン・フェニックス

『JORKER』


主演女優賞

レニー・ゼルウィガー

『ジュディー 虹の彼方に』


助演男優賞

ブラッド・ピット

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』


助演女優賞

ローラ・ダーン

『マリッジ・ストーリー』


脚本賞

『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』


脚色賞

ジョジョ・ラビット』



とりあえず観た作品を中心に受賞してほしい!と希望を込めて選んでみました。

『ジュディー』『マリッジ・ストーリー』は未見ですが、評判がすこぶるよいので。


作品賞は『1917』(2/14公開)というのが大方の予想みたいです。


明日には判明するのですが、発表の翌日は祝日だし、ノミネート作品もすぐに公開されるしで、忙しくなりそうで嬉しい。

にしても毎年毎年凄い映画が作られていることに感動します。

いつも助けられています。


明日がたのしみー。


『CATS』を観た

“一生に一度の体験”

ってふれこみでした。たしか。

めちゃくちゃ有名なのは知ってますが、ミュージカル版は観たことないし、どんな内容かも知らずに今日まで生きてきました。

「メモリー」という曲だけは知ってる程度で。

こんな日本人が観た感想です。

今年になって観たのが政治が悪い世の中が悪い私が悪い的な内容の映画が多かっただけに、本作はなんていうかまるっきり別世界にもってかれたような、ぽかーんな状態になれました。

ある意味映画らしい映画というか。

ま 確かになかなかない体験をさせてもらいましたと。

言いたいことはよくわからなかったけど。ネコは犬ではない。ということか。

あのいでたちが妙にエロチックで。

どんな目でみていいのかわからなかった。どんな目でもいいけどね。

服着てるネコとまんまのネコがいるからさ。

あと、急にニャーニャーはなくね?

ずっと二足歩行でよくね?

などと思ったりもしました。

いつかミュージカルでも観てみたい。なぜあれほどまでに人気があるのかきっとわかるはず。

あとキャッツメイクしてみたい。


何でもそうだけど、評判はどうあれ自分の目で確かめて感じることが大切。これ基本ですね。

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『フォードvsフェラーリ』を観た

マット・デイモンて私より年上なのね

クリスチャン・ベイルって私より年下なのね

2人ともますますいい感じに仕上がってきてるなぁ。

俳優っていい仕事だなぁ。

と、浅はかな感想を述べたところで。

私ときたら車にほとんど興味がないのですが、映画に出てくる車たちには何となく意味を見出したりしてしまいます。車を演者として捉えているのですね。(偉そうな表現)


本作に登場する車たちはある意味主役。明らかに個性があります。

カッコいいデザインなのに可愛らしさも兼ね備えていたり。

私は車を持っていませんが、シェルビー(M・デイモン)が普段運転してる車だったら相棒になりたいなと思うほど見た目からして好み。ポルシェ??一生乗れないと思うけど。

そういえば、マイルズ(C・ベイル)はレースカーをお嬢さんと言って扱っていたな。優しく丁寧に。なんて紳士的。一見荒々しくみえて、乱暴になんて決して運転していないのね。尋常ならぬ繊細さを伴うテクニック。ああ今更ながら感動的。

レースシーンは臨場感たっぷりでドキドキしました。カメラワークが素晴らしかったです。


ル・マンについては、24時間レースってことくらいしか知らず、ここ2年はトヨタが優勝していると、パンフに書いてあり、日本人として誇らしいと思ったり。知らなかったくせに、調子いいヤツ。

車を持っていないからかもしれないけど、どうも環境に良くないとか、危険だとか、これ以上増やしてどうするとか考えがちなのですが(技術は随分進んでいるだろうけど)、それとは別次元でスピードの限界に挑むエンジニアとレーサーがそれこそ命がけで向き合っていたという事実。それには莫大な資金と時間も必要なわけで、そのとき人の心が動かなければすべては始まらないというか。この世界のことを垣間見れたことは大いなる収穫でした。

これからはエンジン音もうるさいなぁなんて思わないようにしよう。

6月開催のル・マンもちょっとだけ気にしておく。

まとまらない文章。

1月に観た映画で感想書くのに一番時間がかかってしまった。

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『さらば青春の光 デジタルリマスター』を観た

ずーっと気になっていたのに、たどり着くまで随分と時間がかかってしまいました。出会いはまさに今のタイミングだったのでしょう。

この映画を若い頃に観ていたらまた感想が違っていたと思う。

当たり前ですが。

今はすっかり大人風情で、偉そうに、全くなんて迷惑なヤツらなんだ!

なんて目でみてしまったー

汚れた大人になつちまつたー


モッズってすごくカッコいいものだと思ってた。

イメージイメージ

実際ファッションとかもろ好みだし。

ミラーだらけのスクーターは好みではありませんが。まーぼーみたいで憎めないけど。

やってることはうーんひどい!

ロッカーズの方はむしろ可愛げあったな。

調子に乗るのが若さだし、他人のことなど気にしないし目に入らないし、今が楽しければそれでいい

わかるよ

わけるだけに

今見るとおかしくて悲しくて切なくなる

そんな時間はいつか終わるって彼ら自身もわかってたんだもんね

主人公のジミーが盗んだバイクで走り出す

あの岬が

まさにどこにも行けない逃げられない現実のようで怖かった。

60年代初頭のイギリスを知る。



若いスティング可愛かった

さらば青春の光の森田さんとチョーキーは似ている気がする


ザ・フーの新譜がすごいらしい

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『男はつらいよ お帰り寅さん』を観た

映画を愛する者ならば、観なくてはならない作品が膨大にあるのですが、寅さんシリーズもそのひとつであります。

いつかインフルエンザになった時、いつか骨折して入院した時に、

と思ってはいるのですが、その時は来ず…。


そんな身分で最新作『男はつらいよ お帰り寅さん』を観ました。

横尾忠則氏となにやらありましたが、その後どうなったんでしょうか?

は、さておき。


毎年お正月になると寅さんと釣りバカを楽しみにしていたであろうお客さんで場内は割と賑わっておりいい雰囲気でした。


過去の経緯を当時の映像で振り返る

初心者に大変優しい編集のおかげで、内容がすんなり入ってきました。

若かりし頃の前田吟さんが遠藤章造さんに見えたなぁ。賠償さんもめちゃくちゃキュート。スクリーンで初めて渥美清さんを観たのだけど、圧倒されてしまった。顔力。なんかゴジラ並みの存在感…。

マドンナを演じたかつての女優さんたちの美しさもため息がでるほどで、眼福でございました。

吉岡秀隆さん演じる満男の「今ここにおじさんがいてくれたらー」まさに映画を観ているすべての人がそう思ったに違いありません。

寅さんのユーモアってどことなくウッディアレンがつくる映画のそれに似てる気がしました。

忖度しない感じ。言われたら痛いところついてくる感じとか。気まずいを作り出す人。

寅さんが出てくるシーンはホント何回も吹き出してしまいました。メロンのくだりとか。

モテるよね。女の人に。わかるわかる。


満男もイズミちゃん(後藤久美子)もいい感じに歳を重ねて、満男のくたびれ感など少々サイコちっく漂っててむしろセクシーという(笑)。


今は人情を恋しく思う時代なのかな。せめて映画の中だけでも。と。

面倒な人間関係はできるだけ避けたい私みたいな人が大多数の世の中だもんな。

映画を観ていいなぁって思うのに実際そうなったらヤダって

そんな考え方よくないよな。

けど、そうなったら逃げないで飛び込む覚悟だけはしておこうと思ったのでした。


そんな気持ちを毎年思い出させてくれていたのが寅さんだったのかもしれないですね。