続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『フォードvsフェラーリ』を観た

マット・デイモンて私より年上なのね

クリスチャン・ベイルって私より年下なのね

2人ともますますいい感じに仕上がってきてるなぁ。

俳優っていい仕事だなぁ。

と、浅はかな感想を述べたところで。

私ときたら車にほとんど興味がないのですが、映画に出てくる車たちには何となく意味を見出したりしてしまいます。車を演者として捉えているのですね。(偉そうな表現)


本作に登場する車たちはある意味主役。明らかに個性があります。

カッコいいデザインなのに可愛らしさも兼ね備えていたり。

私は車を持っていませんが、シェルビー(M・デイモン)が普段運転してる車だったら相棒になりたいなと思うほど見た目からして好み。ポルシェ??一生乗れないと思うけど。

そういえば、マイルズ(C・ベイル)はレースカーをお嬢さんと言って扱っていたな。優しく丁寧に。なんて紳士的。一見荒々しくみえて、乱暴になんて決して運転していないのね。尋常ならぬ繊細さを伴うテクニック。ああ今更ながら感動的。

レースシーンは臨場感たっぷりでドキドキしました。カメラワークが素晴らしかったです。


ル・マンについては、24時間レースってことくらいしか知らず、ここ2年はトヨタが優勝していると、パンフに書いてあり、日本人として誇らしいと思ったり。知らなかったくせに、調子いいヤツ。

車を持っていないからかもしれないけど、どうも環境に良くないとか、危険だとか、これ以上増やしてどうするとか考えがちなのですが(技術は随分進んでいるだろうけど)、それとは別次元でスピードの限界に挑むエンジニアとレーサーがそれこそ命がけで向き合っていたという事実。それには莫大な資金と時間も必要なわけで、そのとき人の心が動かなければすべては始まらないというか。この世界のことを垣間見れたことは大いなる収穫でした。

これからはエンジン音もうるさいなぁなんて思わないようにしよう。

6月開催のル・マンもちょっとだけ気にしておく。

まとまらない文章。

1月に観た映画で感想書くのに一番時間がかかってしまった。

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