続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『マリッジ・ストーリー』を観た

先月に書きはじめて途中になっていたので続きを。

あれから現実世界が随分と変わってしまいました。



結婚記念日を前に夫婦で、日を跨いで更にひとりで観てまいりました。

一緒にみない方が良いとか、みた方がよいとかの意見がありましたがー

Netflix配信ですね。

ローラ・ダーンアカデミー賞助演女優賞を受賞したことでも話題になりました。


スカーレット・ヨハンソンアダム・ドライバーが夫婦役でして。

アダム・ドライバーはホントますますいい!

なんとなく大倉さんぽいと思ってるんあたくしです。

スカヨハも『ジョジョ・ラビット』に引き続き母親役と、ある意味普通の人の役をナチュラルに演じてて大変好感が持てました。


結婚物語は、離婚のはじまりを描いていきます。

このふたり別れるんだとわかっててみるわけです。

冒頭カウンセリングのひとつで、お互いの好きなところを挙げてみましょうというシーンがあって、セリフと映像によってそれが表されるのですが、これがまたね。

あんなに好きだったのに

ってよくある話です

あなたのわたしの。

例によっておきかえました。

彼の好きなところはめっちゃ挙げられるけど、果たして相手はどうかしら?

不安がよぎりました…。


少なくとも私は今の状況に満足しているけれど、もしかして、はじまってないか?

ささいなことの積み重ね


本作は監督が実際に経験したことがベースになっているそうですが、普遍的なストーリーであり、結婚を超えて、家族や仕事、社会との関わりについて、私の場合は?とみにつまされました。

監督作の『ヤングアダルト・ニューヨーク』を観た時もなんか居心地悪かったのを思い出しました。


アメリカにおけるNY、LA問題とか、弁護士問題とか、ハロウィン問題とかよくわかったし、コメディとしても秀逸な作品でした。


何より私は圧倒的に人と関わってないのかもなぁと思った次第で、なんとなくびくついております。

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贈り物のセンスが良いスカヨハ

岡村ちゃん

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岡村ちゃんと横山さんがスカイツリーでお肉をねぇ

いい話だねぇ


岡村ちゃんのことあんまり知らない立ち位置の横山さんて最も憧れの存在じゃないかしらん?

横山さんの岡村ちゃんに対する立ち居振る舞いが、かんじゃむ共演をきっかけに変わらないことをねがいますー


時代が追いついたですか

岡村ちゃん不死鳥の如く復活してくれて本当に本当によかった

ギリ大丈夫な時代だったよね

卓球さんのおかげかしらん?

いろんな意味でキーパーソンな卓球さん

やっぱまわりがほっとかないよね

理解者の皆さま

これからも岡村ちゃんをお守りください


岡村ちゃん語録はついつい出てくるもので、

愛犬ルー!

とか

ベランダ立って胸を張れ!

とか

見上げた意思だな!

とか

ベン・ジョンソンで証明済み

とか

「妻帯者」という単語を知ったのも岡村ちゃんのおかげ

ユカは確かに美人だ

(ユカという名にになりたい!)

とか

どうかしてるよ

メンショーン

高校生の私、めっちゃ吸収してました。

赤面することをはっきり歌ってる岡村靖幸のことをマジでカッコいいと思ってました。

もちろん今も。

気持ち悪さ(褒めてます)はだいぶ薄まってきた気がしますが。

余談ですが、賀来賢人さんて若かりし頃の岡村ちゃんテイスト入ってるからステキなのかなぁ?


こいちゃんもジェラシー抱きそうなまるちゃんとの“愛はおしゃれじゃない”は相当かなりいいセッションでありました。

ヴァイヴスがヴァイヴァイ

ぶーしゃからか

こういう日が遂に来たかと

感無量でした。



岡村ちゃんの新譜『操』

早く聴きたい

発売が1週間延期になったと知らずに先週混乱ショップ

明日行けたら行く!





お元気で!

オールナイトニッポンサタデースペシャル大倉くんと高橋くん」の最後の言葉はこれだったかな?

いつも通り普通に終わっちゃった。

銀河鉄道の夜』が流れてくるとあぁエンディングだ

と毎回寂しく思ったものです。

最近はちゃんと聴けないことが多かったけど。

2人のラジオは本当に楽しかったし、付随する思い出もたくさんあります。

姉とエイトコンで遠征した時、ラジオ聴きたさにラジオ本体を購入すべく新宿の家電店を彷徨ったこと、ホテルで一緒にラジオを聴いたこと

忘れらんないよ。

優くんの自伝本のサイン会に赴いたこと。ラジオ聴いてますと伝えたこと。なのにその本をまだ読んでない不届き者のあたくし。


30代の男性の反省とか日常とか闇とか割と正直に語ってくれたこと、内容のないことがそれこそが醍醐味でした。なんとなく心地良かったです。

ラフな2人の一面を垣間見れたことが何よりの喜びでした。

ほぼ生放送だったことも大変ありがたかったです。


またどこかで声が聴けるといいな。


5年間本当にありがとうございました。

そしてお疲れ様でした。


ラジオってやっぱり最高だな。


『1917 命をかけた伝令』を観た

大方の予想に反し今年のアカデミー賞作品賞は逃しましたが、撮影賞、録音賞、視覚効果賞を受賞した話題作。

予告ではメイキングをたっぷり披露、新しいネタバレのかたちを展開。

をふまえて。


ワンカットの体をとった撮影で、我々観客は主人公の一部始終を地を這うネズミのようにあるいは空を舞う鳥のように見ることができるのです。

あんな経験はしたくない

心の底から嫌だ

と思いました。


序盤、伝令役の2人が敵の塹壕に忍び入るシーンがいちばんびくーっとしました。

普通そこで死んでる…。

まだ始まったばかりなのに。

しかし試練は次から次へとやってくるのでした。


ネズミにとって戦場は天国なんだろうな…。

なんてことも思いました。

太ってるんです。


悲惨で目を背けたくなるシーンの連続のなかに所々美しさを感じてしまうのは、撮影監督ロジャー・ディーキンスの手腕とつくりこまれた美術の賜物だと。

御伽噺のようでもあり。

映画はカメラマン次第でいかようにも変化する。


そうこれは映画なのだ。

と実感したのは

本作を観た後にピーター・ジャクソン監督のドキュメンタリー『彼らは生きていた』を観てしまったからである。

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『テリー・ギリアムのドン・キホーテ』を観た

アダム・ドライバー

最近ホントよく観る

観てる映画によく出てる

カイロ・レンを払拭する勢いでございます。

カッコいいんだけど、どこかぼーっとしてて少し頼りなさげな。

今のところ『パターソン』の彼がいちばん好きですがー


本作は構想30年、呪われた映画ともいわれこのたびようやく日の目を見た作品であります。

生きてるうちに公開できてよかったねぇ監督。

「最後は夢を諦めないものが勝つ」とは監督の弁であり、そういうことを言える人間にわたしはなりたい

なんて思ってみたり。


まず、わたしには「ドン・キホーテ」の知識があまりにもなく…。

監督ごめんなさいなのでした

でもなんていうのか

こんがらがってる

世界を行ったり来たりして

不思議な気持ちになって

不思議と満足感があって

アダム・ドライバー生成りのパンツが汚れていくのが心地良かったなぁと。

あと髪型ね!

アダム・ドライバーってみてるだけでなんか面白い

ステキな俳優であります。

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『ハスラーズ』を観た

今どきのんきに映画なんか観ちゃいけないのかな?

私たちからこれ以上エンタメを奪わないで欲しい

と切に願います


こんな時期なのに、何故か隣に座ってくる人

前も後ろも空いてるのに?

どうしてもその席がいいんだね

ってことが2回ありました。

都心では一個空きで販売している意識の高い映画館もあるとききます。


さて、本作。

観たのは先月でございます。

ジェニファーロペスのことJロウって言うのね。初めて知った。

“尻は嘘つかない(byジェーン・スーさん)”

マジで嘘ついてなかったー

あれは本物だー

ポールダンスとジェーン・スーさんも絶賛のJロウ屋上にて毛皮 

のシーンはほんっとに惚れ惚れいたしました。抱かれたいと思いました。


チームプレイで泥酔させた客のキャッシュカードを奪って売上をあげるなんてこと犯罪以外のなにものでもありませんが、すみません…痛快でした。

相手がリーマーショック後、何の罪にも問われなかったウォール街の裕福な金融マンたちだったというのが、何よりこう庶民感覚でいうところのざまぁ

というか。

その気持ちが更に負の連鎖を生みそうな気がしないでもないのですが。

この世の仕組みを嫌というほど見せつけられました。


あとやっぱり他人から手渡された飲み物には口をつけないほうが賢明ですね。


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『ナイブズ・アウト』を観た

感想がたまってきたので、いつも以上にどうでもいい内容を書くことになりそうです。

あとから読み返してどんな内容の作品だったかわかるかも自信がないですが。


ダニエル・クレイグが名探偵役で登場だー

007のイメージがつきまくりですがー

名探偵なのかどうかはいまひとつわかりませんでしたが、冒頭でのピアノはあれ何か意味があったのでしょうか?ぽろーん♪

おちゃめ演出?


悪くはなかったですよ(偉そうに)

観やすかったです。

こういうジャンルの映画を専門用語で“フーダニット”(who done it) 殺ったのは誰か?

というそうです。

オリエント急行殺人事件』『犬神家の一族』などが典型的なフーダニットだそう。©️映画秘宝町山さんの記事より


キャストのキャラが全員たってるから物語に入り込みやすかったです。

けっこう色んな人が出てました

キャプテンアメリカしかり、トニ・コレット(『ヘレディタリー』のお母さん今回も顔が怖かったよ)、『イット』の僕。『ブレードランナー2049』のあの娘。などなど。


資産家の遺言は興味深いですねー

今のところ縁はないけど。

人に優しく誠実に生きていきたいものです。

下心丸出しのあたくしです。


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