こちらも「ヒルカラナンデス(仮)」の課題(推薦)映画ということで観てまいりました。
富山市議会の議員がドミノ辞職した一連を追ったドキュメンタリー作品。
「これは日本の縮図だ」
そうかも知れない
きっとそうだよ
そうに違いない
100%SOかもね
間違いない
って思わずにはいられません
そう思われてますけど、我が地方の議員は大丈夫なんでしょうか?
公務員、テレビマンの方は是非ともご覧いただいて、その手腕を国民の為に遺憾なく発揮していただきたいと切に願います。
国民の為に働く内閣って総理もおっしゃってますし、おすし。
しかし相変わらず説明しないし密室好きだしで全く国民の為に働いてる気がしない今日この頃。
もうそろそろなんでしょうか。
本作では地方議会における議員のずさんな政務活動費の実態を暴いています。
ありもしない報告会における資料の印刷代、行ってもいない出張の領収証、一桁つけたされたように見える領収証、などなど。
架空請求を誰も指摘しなかったし、前例にのっとっただけで、悪いことだとはどうやら感じていないよう。
余った活動費は返さなくてはならないと決まっているが、富山市議会は100%使い切っていたとのこと。
こういう話はよく聞くもので、年末にやたら道路工事が増えるのもどうやら予算を使い切る為だとかなんとか。
本当に必要なら問題ないけど、そのお金税金です。
議員は儲かるみたいな暗黙の了解がある気がしてならない
もちろんちゃんとしてる議員が多数だと思いたい。
けど、あの実態を知ったら信じられなくなるのが人情ってもので。
今すぐ身体検査だ!
って鼻息が荒くなる自分もいて、それはそれでなんか違う気もするし。
急に説教じみたり正義感出してくる自分も信用できなかったりで。
結局わたしもいちみじゃないのか?
とはいえ
このドキュメンタリーはエンタメでもあるわけで、本当に笑えます。
笑うしかないというのが正解かな。
嘘でしょ?!の連続
しらばっくれる時ってああいう表情するんだ
汗が尋常じゃないよ
とか
どんどん変貌していく市長とか
「立場にない」って便利な言い回しだな
とか
おじさんワールドが全開でとにかく目が離せません。
いい顔の悪いおやじがたくさん観られる貴重な映像の数々。
チューリップテレビの2人のテレビマンの行末もあれはどこまでがどうなのかそこもまた興味深くー
って変な文章になっておりますが。
観ておいて損はないかと存じます。