続 生きる日記

風の吹くまま気の向くまま何となく綴りますよ

『自縄自縛の私』

たいていの女性は願望あると思いますがいかがでしょう?
決め付けるのはなんですが、私はありまくりすてぃです。

“R18文学賞”となってますが、映画はR15+の内容となっております。
ハードではなくソフトに訴えかけてきます。
杉本彩ねえさんもちょこっと出演してますが、
花と蛇』などを想像している方には少し期待はずれかもしれません。

かくいう私も、何を期待していたかといえばやはりそこらあたりだったのですが。
俺やっぱりオヤジかな?

主演の平田薫さんという女優さんが、飾りっ気のない玄米みたいな方で、
広告代理店に勤めるという設定からしてカフェ的な?なんかうまく
表現できませんが、健康的なんですね。
下着なんかもコットンですし。

昔付き合っていた男性(綾部)に自縛を理由に別れを告げられ、
(しかし綾部との出会いのシーンはなかなかよかった)
しばらくは封印していたものの、ふと
ネットで緊縛グッズを購入してしまい・・・
週末だけだったはずが、ついには仕込んだまま
ジョギング、仕事とエスカレートし。



縄を恋人にしていきます。
 
縄をなめしていく作業は結構手間隙かかります。

だからこそ愛情がわいてくるのかもしれません。

だんだん体に馴染んでゆく過程や縛り加減とでもいうのか

対話のような2人(?)だけの時間をゆっくり楽しむ。慈しむ。


私は体験してみたいです。あ〜でもちょっと怖い


津田寛治さんは相変わらず目がいいです。
でも今回、スクリーンでは久々に観た(キッズリターン以来?)
安藤政信はさらに危なくてよかった。
彼女(平田薫)の部屋をでて一言。
「ま いっか」この台詞が妙に心に残ったなぁ。


“R18文学賞”のコンセプトが女性ならではの感性をいかした小説
ということなのだが。はて。
原作を読んでないからわからないけど。
どうせなら監督も女性にすればよかったんじゃないかと思いましたよ。

竹中直人監督。
嫌いじゃないけどすきでもない。
かまぼこみたいな立ち位置。
(「泣くな、はらちゃん」越前さんの台詞より)


作品としては、結局ポップになりすぎてる気がするのです。


それはそれでありですかね〜
ふわふわ。
俺やっぱりオヤジかな?